その際の体験をもとに申請方法についてご紹介します。
お住いの地域のハローワークで手続きが違うかもしれないので、必ずご自身で確認してくださいませ。
流れはおおむね同じかと思うので、ご参考までに読んでいただけると嬉しいです!
◆流れ
専門実践教育訓練給付制度を利用するためには、ハローワークに行って面談を受け、手続きをする必要があります。
ここで注意点は2つ
・自分の住んでいる場所の管轄のハローワークで手続きをする。
・受講開始の1ヶ月前までに手続きを終え、「受給資格者証」を取得する。
1.学校決定
ハローワークにて提出する書類に、講座を受ける訓練施設を記入しなければならないため、
ある程度学校が決定してから手続きを進めた方が後々楽だと思います。
2.ハローワークに問い合わせ
その際に、申請のための流れと持ち物(後述)を教えて頂きました。
流れとしては以下の通りです。
キャリアコンサルタント(面談)を受ける為、管轄の部署に電話して予約をする
(予約するための電話番号もこの時教えてもらいました。)
↓
↓
提出書類がそろっていれば、そのままハローワークにて申請手続き
↓
後日受講者証を郵送にて受け取る
3.キャリアコンサルタントと面談予約
ハローワークに教えていただいた電話番号に電話し、面談の予約をします。
その際に、面談を受ける時までにジョブカードを記入して、当日持ってきて下さいと言われます。
4.ジョブカード作成
ジョブカードとは、厚生労働省が勧めている履歴書のようなものです。
面談では4種類必要になります。
①キャリアプランシート
②職務経歴シート
③職業能力証明シート(免許・資格)
④能力証明(学習歴・訓練歴)
ジョブカードのデータ、記入例は厚生労働省のジョブカードHPにありますので、参照して下さい。
◆書く際の注意点◆
・内容が薄いと、書き直しや再提出になる可能性があります。
・「キャリアプランシート」の「これから取り組む事等」という項目に、資格を取得してどのように活かしたいか、これまでのキャリアとその資格がどう関わっているかを記入する。
給付金を支給するために、納得感のいくキャリアプランが必要と言うことですね。
私の場合はキャリアコンサルタントとは全く関係のない仕事をしていたのと、勉強しながら資格取得後の具体的なキャリアも考えようと思っていたので記入が難しかったです。
なので、現職でOJT等の後進育成から資格の必要性を感じた事、将来的には人事に異動希望と書きました。
②~④まではそれほど時間はかからないのですが、①は若干記入量が多いので、余裕を持って取り組むことをお勧めします。
あわてて書いて、内容が充分ではなく、再提出のために再訪&再面談は面倒ですからね。。
5.キャリアコンサルタントと面談
所要時間は人によると思いますが、30~60分程です。
私の時は60代くらいの男性の方でした。
物腰が柔らかく、幅広い視野をお持ちのかたで、きっと企業内人事に携わっていたんだろうなと思いました。
事前に記入したジョブカードを元に、質問をされます。
自分の興味や職業経験の棚卸、将来どのようになりたいか、不安に感じている事など。
私の周りにキャリコンの資格を持っている方がいなかったので、資格取得後の働き方や私の経歴の場合どのように活かせるか、
試験の対策など…
「私が少ししゃべりすぎちゃいましたね…反省です」なんてチャーミングな照れ笑いと共に45分で面談が終了しました。
6.申請書提出
窓口が空いていれば5分ほどで終了します。私の時は様々な申請をされる方がいらっしゃったので30分弱待ちました。
持ち物は以下の通りです。なおこれは私の居住地の管轄のハローワークの持ち物なので、参考程度にしてください。
必ずご自身で確認されてくださいね。
◆持ち物◆
・身分証明証(免許証、パスポートなど)
・マイナンバー関連
・証明写真(3cm×2.5cm) 2枚
・給付金を入金してほしい金融機関の通帳・キャッシュカード
・印鑑
・黒いボールペン
・ジョブシート 4種類
-キャリアプランシート
-職務経歴シート
-能力証明(免許
-能力証明(学歴
7.受講証受け取り(後日郵送)
提出書類に問題がなく、給付金を受けるに値すると認定されれば(笑)受講証を貰えます。
申請日にそのままもらえるハローワークもあるようですが、私は1週間程で郵送されてきました。
以上が専門実践教育訓練給付制度の申請手続きについてです。
ジョブカードを書くのが少し大変ですが、自身のキャリアの棚卸が改めて出来た事、ぼんやりしていることを言語化できたことで
資格試験に向けて気合が入りました。